ドジャース、劇的敗北で2位に後退 両チーム合計21得点の大乱戦、9回2死から追いつかれ延長で敗れる

ドジャースはシカゴ・カブスに劇的なサヨナラ負けを喫し、シリーズの初戦を落としました。7回には5点を奪って逆転に成功したものの、8回に2ランホームラン、9回には2死から同点のソロホームランを許し、延長のタイブレークでサヨナラ負け。両チーム合わせて21得点が飛び交う打撃戦で、救援陣が崩れて競り負け、ナ・リーグ西地区の順位を2位に落としました。
先発のメイ投手は5回を投げ7失点と精彩を欠き、カブス打線を封じることができず、序盤から追う展開となりました。しかし、ドジャース打線もカブスの今永から3本塁打を放ち、5得点を上げて反撃。6回途中には今永を降板に追い込みました。
7回には打線が勢いを増し、一挙5得点を挙げました。パヘスの内野安打を皮切りに、大谷翔平選手(30)やベッツが四球を選び、満塁のチャンスを作ると、T・ヘルナンデスがカブス三塁手のエラーを誘う鋭い打球で1点を押し返しました。続くフリーマンが逆転の左越え2点適時二塁打を打ち、さらにエドマンの犠飛、スミスの適時二塁打で3点リードを広げました。
しかし、8回には4番手ベシア投手がタッカーに2ランホームランを許し、1点差に詰め寄られるなど、救援陣が粘り切れませんでした。延長10回は無死一、二塁から得点を挙げられず、10回裏にサヨナラでの敗戦を迎えてしまいました。